2010年1月2日土曜日

lossy圧縮

lossy圧縮とは、多少のデータの欠落を許容する代わりに、劇的に圧縮効率を高めた圧縮方式。「不可逆圧縮」と呼ぶこともある。非可逆圧縮方式により圧縮されたデータを復号しても、圧縮前のデータを完全に復元することはできない。 非可逆圧縮は画像や映像、音声などの圧縮に用いられる。これらのデータはプログラムや文字データと違って、多少のデータの欠損や改変があっても、まったく意味が変わってしまうということはない。このため、人間の視聴覚特性を元に人間が認識しにくい成分を削ったり、見えない/聞こえないよう巧妙にデータを改変したりして、極めて効率のよい圧縮を実現している。 非可逆圧縮を採用する圧縮形式のほとんどは、圧縮の程度を指定する機能を備えており、用途に応じて品質と圧縮率のどちらをより重視するか、圧縮の際に指定できるようになっている。

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